メルマガでも少し書きましたが、6月に熊野古道に行ってきました。
2013年6月25日熊野古道大辺路
中辺路は全て歩いたので、今回は田辺市から紀伊半島をぐるっとまわる大辺路です。
このコースはかなり長い! 今回は半日のみの歩きですがミッチリ4時間。
田辺駅から市街は歩かずに、富田駅まで車で行きそこに車を置いて歩きスタート。
少しだけ街を歩き国道を横切り、民家の前を歩きやっと山道の入口。


山歩きって最初の1時間程ってほんまにきつい! なれてくるとガンガン行けるんやけどな~。
はぁはぁ息を切らしながら歩いていると、パッと景色の見える所。
遙か向こうに綺麗な海! こういうのが良いんですよ!
途中でめちゃくちゃ綺麗な景色が見えた時、本当に感動します。
熊野は本当に山の中なので、外の景色は見えず、暗い暗い道を歩くって感じです。

山に入って休憩もせずに4時間歩きました。 さすがに熊野古道と言っても
中辺路のように観光客も居ないし、歩いてる人にも会いませんでした。
孤独感を味わいながらひたすら歩きます。

山道も下りになると、ドンドン谷に下りていってるのが実感出来ます。
小さな小さな滝ですが、冷やっとして気持ち良いです。

谷に下りると必ず川が有り、川を下るとそこには民家があるのです。
山と川(水)、そして人。 やはり繋がっているのですね。

安居という村に出ました。 1日数本のバスに上手く乗れましたが、客は私だけ。
バスの運転手さんとタクシー??かのように会話しながら、日置駅に到着。
お昼ご飯もまだやし、けど何にもないよなぁ・・・ん??? 食堂!
運転手さんは笑いながら見ていました。何で笑ってるのか??
中に入ってビックリ。 真っ暗でそこにお婆さんが座ってました。
電気を点けてもらい・・・またビックリ!
焼き肉コンロの上には植木、生ビールの台は物置き。
やばい! あ~やばい!
何しましょう?って聞かれたから、うどんって言ったら、うどんは時間かかるから
どんぶりにしてって言われた。 それなら聞くなよ・・・・
トイレを借りて裏の物置き奥まで歩いて行く途中。無造作に置かれたボウルの中のご飯。
もしかして・・・これ???
お婆さんの動きをじっと見ていると、炊飯器からご飯を入れていた。 一安心。
味は・・・ちょっとどんぶりかな。



日置駅 恐るべし! 運転手の笑いが理解出来た!
今回のルートはこんな感じです。