アイデアマンきむさんの工房: 5月 2012

2012年5月23日水曜日

2012.4熊野古道２日目　第４話　　アイデアマンきむさんの工房

前回の続きです。

那智の滝を見てから川舟下りに向かいます。

バスの待ち時間は長く、川舟に遅れる可能性があるのでタクシーを呼んでもらいました。

そしてそのタクシーに乗った瞬間！　お客さん、湯快リゾートに泊まってたの？　って聞かれ

え？っと思わず考えました。　と次に出た言葉が、昨夜のお店美味しかったですか？　って。

そこで気が付きました。　昨夜ホテルからタクシーで5分程度乗せてもらいタクシーのうんちゃんに

食事の店を紹介してもらった、まさにそのうんちゃんやった！

こんな偶然あるんやなぁ～ってうんちゃんと笑ってしまいました。

そして那智の滝をあとにし、那智駅へと向かい、車に乗り換え川舟下りの乗り場へ向かいます。

ちょっと早く着いた（何も無いなぁほんまにここかな？）ので次回に行く所の下見をしようと

小口という村に車を走らせ行ってみました。　さすが山間の村、何も無い！

酒屋（八百屋みたいな）が1軒有り、郵便局も有り少しは安心。　バスの時間は・・・

朝、夕で新宮行きは1日二本・・・・・。

そろそろ時間かと思いさっきの場所に行くとやはり誰もいません。

慌てて電話すると、台風で流されたので場所が変わっていたそうです。

私はナビで行ったので、前の場所に着いたみたいです。

そして集合場所に行くと、１５人いました。　１隻８人でいくそうです。

ほとんどがカップル、もしくは家族。　私だけ一人でした。

ほんまに台風があったのかというくらい水も綺麗で穏やかな川を見ながら、語り部ぼ話を聞き

下流へと向かいます。

笠をかぶり一人で写真をとりましたが・・・・怪しい・・・・。

下流に着きバスで舟乗り場まで戻り今回の旅は終了。

これで一昨年に終わった熊野本宮から新宮に向かうルートも川下り（これも世界遺産登録）が終わり、

そのまま新宮の速玉大社から那智大社に向かった参詣者のルートが完了です。

昔昔、京都から淀川を下り大阪から和歌山の海沿いを歩き（紀伊路）、田辺にから本宮大社を目指し山を歩く（中辺路）

そして本宮大社から川を下り新宮の速玉大社に向かう熊野川下り、新宮から那智大社に向かい海辺を歩き那智から

那智山へ向かいます。　最後は那智山から大きな山を二つ越える最難関の大雲取り、小雲取り越えです。

残りは最難関のみ。　今回はここまでで淡路島へ帰ります。

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2012年5月13日日曜日

2012.4熊野古道　第３話　２日目　　アイデアマンきむさんの工房

熊野古道2日目です。

前回は1日目で2話に分けました。　昨年は台風の被害で和歌山は断念し三重の伊勢路に行きましたが、

今年は和歌山の古道復活と聞き、一昨年の続きになります。

熊野古道と言っても色々なコースが有ります。

私が知る話で説明しますと、1000年以上前から熊野詣でに参る方が多くしたそうです。

願いを込めて命がけで熊野三山にお参りに行ったとか！

皇族は京都より船に乗り淀川を下り大阪からずっと歩いたそうです。

大阪から和歌山の海辺を歩く紀伊路、今ではほとんど古道は無く、普通の道になっているそうです。

その道をずっと歩いて南紀白浜手前の田辺市に辿り着きます。　本当に気の遠くなるような話です。

この田辺から中辺路というルートに入るのです。　で私はここから歩きました。

田辺駅から普通の道を歩き、住宅地を抜け、くねくねと昔の古道跡をたどり歩きます。

あちこちに昔の休憩跡として残っているのが○○王子という名目で社として有ります。

その中でも、格式高い王子も数カ所存在します。

普通の道も段々坂道になりずっとずっと歩き続けます。

これが熊野古道？？？と疑問を抱きながら国道の綺麗な舗装路山道を歩き続けました。

他には歩いている人も見当たらず・・・。　そして2日目にやっと山の途中に熊野古道館を発見。

ここにはバスが停まり人が多く賑わってました。　路線バスから降りてくる人も多かったですね。

中辺路はここからが世界遺産の古道になるので、観光の方などはここから歩くみたいです。

そして山道歩くこと6時間強で近露という村に出ます。　ここで1泊するのが良いので1泊。

近露から8時間山道を歩き熊野本宮に出ます。せっかくなので本宮近くに有る日本最古と言われる

湯の峰温泉で1泊。　昔はここで疲れを癒やし翌日には大日越えという2時間程で抜けられる

山越えで再度本宮に参るみたいです。　とここまでが一昨年言った経路です。

本で読むと、次は本宮から熊野川を船で下り新宮市の速玉大社に詣り、そこから歩いて那智まで向かい

那智から那智山へ向け歩き那智大社に詣り、そこから中辺路最難関の大雲取り山越えをしと途中の村で1泊、

そして小雲取り山越をして本宮に辿り付くそうです。

今回の第2話は那智に辿り付き、勝浦漁港で出会った人と一緒に飲みに行ったところで終わりました。

そして翌日那智駅を出発！！

那智大社までに少しだけ古道が有るはずですが昨年の台風で道が崩れ通行止めになってました。

仕方無いので一般道を歩く事にし、舗装路を歩きました。

この道は川に沿っての道、そして村があります。　道も工事ばかりしているなぁ・・・家も綺麗やなぁと

昨年の台風の復興後って感じでしたが、川を見ているとまだまだ復興出来ていない所がかなり見受けられるようになります。

上へ行くにつれ段々被害が見受けられます。

保育所だった建物も全滅してました。そして取り壊せていない家がこれ！

胸が痛みます・・・・、

もう少し進むと小学校が有り心和む～　学校祭をしていました。(^o^)

そして歩く事1時間半程で今回の見所　世界遺産の大門坂に到着。

さすがにここに来れば観光客も居て、歩いている人もいます。

観光の方はここまで車で来て、この大門坂を歩くそうです。

前日から歩き続けている私には、今回の坂と石段はかなりきつい！

後ろから小さい子供が追いついてきます。

軽やかに！　　私も意地でも追い抜かれないように頑張って歩き続けました。

息も切れながら・・・・ですが記念撮影！

そして汗だくになりながら大門坂を抜けると、那智大社までまたまた階段階段。

歳には勝てまへんなぁ～

しかし無事に到着しました～が　このしんどそうな(-_-;)

少し休憩して西国三十三所の1番札所そして世界遺産の青岸渡寺へ！
那智大社のすぐ隣でした。

ここから那智の滝を見たらこんな感じです。

さて那智の大滝の梺まで行くことにしよう。　と歩き始めたら、次にチャレンジする大雲取り越えの入り口発見。

下へ下へ階段を下り大滝に到着しました。

私は中学の頃と、二十代の頃に来た事がありますが、この状態を見てびっくりしました。

台風の被害で見て下さい。この岩石、そして折れた木、自然の恐ろしさが伝わります。

先を急がなければ・・・、本当は前日に川下りをしたかったのですが、順番が逆になってしまい今から川下りに急ぎます。

バスの時間がどうしても待てず、タクシーを呼んで貰うことに！

待つ事20分　やっとタクシーが来た！　そしてタクシーに乗ったその時！　え～～(@_@)

2012年5月7日月曜日

2012年　4月　熊野古道1日目第2話

さてさて古道歩き　第２話です。

前回は新宮市の速玉大社から那智をめがけて出発、そして新宮市の長い長い砂浜を歩きました。

砂浜を歩くって結構大変なんですよ～。　足が砂に取られて歩きにくいたって！

砂浜を抜けるとそこからいきなり山に入ります。　山と行っても小さい小さい山ですので

半時間程度で抜けられます。　　なんでそんな小さい山？と思われるでしょうけども、古道にはこんな山が

結構たくさん有ります。その理由は、この山の下を必ずトンネルが開通しているのですが、昔は勿論トンネルも

無いのでこの山を越えていたのでしょう！　今回初めての世界遺産です。

そして山を下りると

杖入れです。　味がありますね～。

そして更にもう一つ同じような山を越え目的の那智駅まで進みます。

道中、携帯で宿探しをしながら那智駅に向かいます。（便利ですね～）

昼に出発して５時間弱程で到着しました。　もう少しかかると思っていましたが、休憩もせずに歩いたので

思ったより早く到着です。　　そしてバスの時間迄少しあるので、那智駅にある銭湯に入り疲れを流します。

夜は勝浦に宿泊決定です。　勝浦に到着してまずチェックイン、そして夕食を求めタクシーに乗りました。

タクシーの運ちゃんにお薦め店を訪ねると数分で到着。　ちょっとした居酒屋っぽい料理屋です。

扉を開けると満員でしたが、カウンター角席が一つ空いてたのでそこに座りました。

角席なので隣の人に非常に近く、ついついお隣さんと会話が始まってしまいました。

相手も中年男性で一人出張仕事に来ていたみたいです。　ただ私と違うのは私は初めてですが、相手は何度かこの店に

来てるそうです。　変わった料理を薦められたのが、マンボウの腸です。　イカのバター焼きっぽい感じで

非常に旨かったですよ。　そして勝浦と言えばクジラとマグロですね。　画像はマグロの刺身です。

中トロと赤身です、美味しそうでしょ！

酒好きな私は角席の相手と意気投合！　ついつい近所のスナックに飲みに行ってしまいました。

えーっと！　スナック　リールってお店だったと思います。

そこでこんな可愛い子が居ましたよ！　これを読んだ方で勝浦に行く方は是非お薦めです。

旅先で見知らぬ人と出会い、見知らぬ人と酒を飲む！　なんか良い想いでが出来ました。

１日目はこれで終了になります。　２日目は目指すは熊野三山、最後の社、那智大社。そして

迫力満点の那智の滝、古道で大人気の大門坂、古道の川舟下りと楽しみにしていてくださいね。

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2012年5月6日日曜日

2012年4月　熊野古道第1話　アイデアマンきむさんの工房

皆さん連休中ですがどのようにお過ごしでしょうか？
私はというと連休前に2日程休みを頂き久々に熊野古道へ出向きました。
朝仕事の手配をしてから和歌山に向けて車を走らせます。
私の住む淡路島を脱出するには、世界に誇る明石海峡大橋を渡り本州に上陸します。

そのまま阪神高速大阪湾岸線をぐるっと走り和歌山に入ります。
子供の頃は和歌山市からはずっと海岸線を走って南の方面に向かい、かなり遠出といった感じでしたが、最近は自動車道が白浜近くまで開通したため、白浜がすごく近くになりました。
白浜町手前の田辺から熊野古道の中でも一番の賑わい路である中辺路方面に向かいます。
中辺路には熊野古道館が有り観光客で賑わっています。
その前の土産店は、私が熊野古道に行き始めてから立ち寄っている店です。ご主人は雑誌にも載っている語り部さんですよ。
３人で写真を一枚パシャ！　後ろの熊野古道って看板は私が作った物です。

前回まではこの中辺路を最後まで歩き熊野本宮大社まで到着しました。
今回は熊野三山の新宮市に有る速玉大社を目指します。
古道の順序で行けば川舟で下るそうです。
昨年はこの川舟に乗る予定でしたが、和歌山に大きな被害をもたらした台風のおかげで
川舟も運行が出来なくなったのでやむを得ず断念し今年になりました。
しかし川舟の乗り場も流されたまんまでやっと復活したのですが、乗り客が４名以上でなければ出航しないらしく、私の乗りたい初日はNGでしたので順番を変えて川下りは翌日にしました。